オタクがFGOで財布を握らr…運命と出会った話

FGO

どうも、ししくらです。
現時点の人生で一番楽しんでいるものはなにか?
と言われた時に、真っ先に浮かぶのがソシャゲです。そう、ぼくがソシャゲおじさんです。

ガチャという欲望渦巻く戦いをこなしながら、働きアリのごとくクエストを周回し、必死に石や装備等アイテムを集め、機械のようにボタンを押しまくってはクエストクリアやガチャ結果をSNSに発信して自己承認欲求を少しだけ満たす…あのソシャゲです。

わたしはオタクの自覚があるのですが、高校から大学くらいまではほぼ全く触れていない期間があり、ソシャゲ黎明期にもスマホは連絡手段としてしか使っていませんでした。何も考えないでたっかいiPhone使ってたのにね。まあ当時はそこまで使えるAndroidなかったし…

そんなこんなで、わたしが触れた最初のソシャゲ。
それはなにかというと、そう、FGOです。
かのTYPE-MOONのソシャゲですね。

2018年の年初に出会い、ここまで4年以上の付き合いとなった本ゲームについて、なんとなく感想やらなにやらを書いていきたいと思います。

きっかけは友人のすすめ

FGOとはFate/Grand Orderの略であり、スマホ用のRPGゲームです。出たてこそ酷い出来でメンテだらけだったそうですが、安定してからは長いことソシャゲのセールスランキングに幅を効かせており、今でも人気の作品です。

第二部もクライマックスが近くなってきており、七周年を超えてまた盛り上がっているように感じます。夏イベの新キャラもたくさん実装されて鬼畜素敵だったしな!

周年でアルク出しておいて水着で新規三体みんな可愛いってのはズルいだろ…道満すら欲しくてたまらないんだぞ!!!ってなりましたわ。ちなみにプレイ開始してからはじめて水着鯖一人も引けない爆死を経験しました(課金量も落ち着いてしまったこともあり)。

https://www.fate-go.jp/

ただ、リア友におすすめされてDLしたはいいものの、初めてのソシャゲで全く要領を得ず、しかも序盤はストーリーもたいして面白くなく、イベントも満足に周回できずで、当初はあまり積極的にプレイしておりませんでした。

その日、運命に出会う

ビギナーズラックとはよくいったもので、今だに渋い渋いと言われ続けているガチャから、最初から最高レアを二人も得ることができたのは幸運でした。

正直、プレイし続けていく上での大きな理由になりましたね~

紹介してくれた友だちが強くおすすめはするけど強要とか全くせずに、アドバイスを求めたときにだけくれたのも大きかったかもしれない。いいオタクってのはいいオタクに好かれちまうんだ…

引いたときはそこまで思い入れもなく、セイバーだー限定の可愛い子もきたーやったーくらいの印象だったのですが、徐々にゲームに嵌っていくにつれ、彼女こそがゲーム内最推しとなっていきました。

思えばこれこそがわたしの運命だった…大げさかもしれませんが、一時期モチベが下がったときなんかもなんだかんだでプレイしていたのは北斎ちゃんを強化したいが一心だったので、本当に大きい存在だったのですよ。

楽天カード導入時のポイントでねんどろいど買ってしまったし、そのあとめちゃくちゃ高いフィギュアも買っちゃったしな。

くそ高フィギュアのほうは延期を繰り返して未だに届かないけど。

件の商品

FGOをプレイするより前に原作Fateをプレイしておりましたが、原作登場キャラはそこまで強くなかったり手に入れづらかったり、戦い方も要領を得ずで、プレイ当初に関してはまさに「なにをどうしたらいいの?」で埋め尽くされていた、といった感じ。

それでも、友人の「とにかく最終章まで進めて」という勧めもあり、なんとか二部序章のタイミングで一部をクリアした覚えがあります。ちなみに彼のサポートサーヴァントによってプレイを支えられ、しかも原作ですらも彼に進められてプレイしたので、色々な意味で感謝しています。

奈須きのこには勝てなかったよ…

友の言うがままに終章まで進めたわたし。

もう駄目です。

六章から先はずっとストーリーに打ちのめされていました。

五章までとは全く別物の読み応え、面白さ、そして敵の強さ…!

それもそのはず、六章からは菌糸類の神こと奈須きのこさんがシナリオを書いていたんですね。

初期シナリオに沿ってゲームのシステムも組み立てられていて、15年夏の時点では、第五章の途中までゲームが完成していたんです。でも、リリース後に序章や第一章をプレイしたユーザーさんからいろいろな反響をいただきまして。その様子を見て、第五章以降は『ソーシャルゲームのバランス』ではなく『Fate』として作り直すべきだと決断できました。

前人未到! 比類なき才能の〈原点〉とは? 奈須きのこ独占ロングインタビュー
https://ddnavi.com/interview/653186/a/

そもそもそれまで違う人が書いていたことすら全然意識していなかった。そのくらい興味が薄かったとも言えますが。

生来アニメもゲームも漫画も小説も好きで、とにかく良い物語に出会うとすぐにやられてしまう単純な自分にとって、当時めちゃくちゃに感動して情緒を破壊されたFateにも勝るとも劣らない感動を覚えました。

今考えてもソシャゲの中でトップのシナリオだと思います。
あの熱量と感動はもはや毒といっても過言ではなかった。

ここでたぎらない人いる?いねぇよなぁ!

リアルタイムで終章をやりたかった…!
熱狂を分かち合いたかった…!
最初のPUでマーリンが欲しかった…!

そのあとのプレイ中に何度思ったことでしょう。

今思えば、未だにFGOをプレイしているのは、当時感じた感動のままに突き進んでいるんじゃあないか、というくらいには感情をぐちゃぐちゃにされました。SNSもたしかこのくらいのタイミングではじめたんじゃなかったかなぁ、と。

2018年末に終章をクリアした勢いのまま二部に進んだことで、二部の熱量には振り落とされずに済んだのは幸運でした。それもあって友は強く勧めてくれたんだなぁと今になってはよく分かる。誰だってそうする。

相変わらずめちゃくちゃ重い世界観に振り回されていますが、やはりメインストーリーの質がよく、多少敵が強くなろうがなんだろうが、プレイし続けています。

デメテルとかヌンノスとかがえげつなかったですが、コンテ石とかもありましたしね。Pも変わったことで、少しずつ人の心がみえるような運営になってきたのではないでしょうか。

ソシャゲ体験の原点へ

間にトンチキイベントがきたり、あまり石やゲーム内スタミナ回復アイテムを配らなかったり、それにも関わらず強化用素材のドロップ率が渋い上にその要求量が半端なかったりと不満に思う部分もありますが、全部が全部シナリオの良さに潰された感じです。ソシャゲ体験として楔を打ち込まれましたね。これはズルいよ

この経験があったことで、わたしが以降プレイしていくソシャゲは割りとシナリオに重きを置くことが多くなりました。

お手軽だったりオートが充実していたりってので進めているものもありますが、なんだかんだで大手のソシャゲはストーリーが面白いので、そういう意味でも当時FGOが成功したのは大きかったのではないかと思います。

プリコネ、グラブル、ウマ娘といったサイゲ様ソシャゲはのきなみストーリーが凝っていますし、アクナイ、ブルアカといったYoStar様のゲームもひと味もふた味もあるストーリー性ですしね。決してキャラにぶひぶひ言ってるだけじゃあないんだ!信じてくれ!!

それでも、他の作品が10点満点で9点とか9.5点までくることはあっても、10点満点になったのは自分の中で今のところFGOのメインストーリーが唯一、といった感じです。

こないだ整理したiphoneの画像、FGOのスクショが一番多かったからね。見返すだけでも楽しいよ。

考察とかはマジで読み返しまくって資料と突き合わせたりしないとなので全然やれませんが、個人的に読み物って別に忘れちゃっても良くて(覚えていられるに越したことはありませんがそこまで記憶力の良い脳を搭載していないですし)、その時の感情が蘇ってくるほうが重要だと思うんですよね。

まあ他の方の考察とかキャラ設定の深堀とかは興味深く読ませてもらっているのですけど。徹底的に消費者でしかいられないんだな、ってこういうときに痛感します。別に気にしていないのですが。こういうのは好きに楽しめばいいと思っているので。

今になって感じる、FGOの妙

FGOにハマったあと、これ以上ソシャゲ増やしたら死んでしまう…!という強い意思のもと他のゲームをプレイしていなかったのですが、周回にあまり金をかけたくなくて、でも時間余るしゲーム欲も収まらないし、といった流れで他のゲームにも手を出していきました。

そんなこんなで他のゲームをするようになって改めてFGOを見てみると、「全キャラが愛されて、使える性能になっている(当社比)」という部分が見事だと実感しました。

他のゲームでもキャラ調整という点には力を注いでいるかとは思いますし、縛りプレイや低レベル攻略等も巧者ともなればやっている印象があります。

しかしFGOは、きちんと育てれば低レアキャラでも全然遊べる、なんなら部分的に強い、宝具レベルが勝っていれば強いまである、という調整になっています。

他と比べて頭一つ抜けて調整が上手いと感じます(設定されているパラメータが少ないが故、という気もしますが、そこも含めてのゲームバランスが良いということで)。

ここのところ、どんどんと強キャラが実装されていっていますが、礼装やアペンドスキルでしっかり補完すれば低レアでも全然OKって感じで。本当に一部の超高難易度以外に関してはそこまで充実してなくてもクリアだけなら出来るってのが本当に良いですね。

実際、FGOは低レアでクリアできるのか?という動画を出し続けているチマさんとかもいますし(ヌンノス戦は本当に感動しました)、今からゲームを初めてもフレンド以外のサーヴァントも宝具使えるようになっているので、かなり簡単に追いつけると思います(育成難易度と1.5部英霊剣豪から目をそらしつつ)

そんなわけで、不満もあるけれど、それ以上にキャラとストーリーとバランスで保ってる、ってのがわたしの感想の総括となります。

サービス終了まで

なんだかんだとガチャを引いてきてある程度戦力が揃っていて、めちゃくちゃな目標を追いかけるわけでもなく、というある意味中途半端な立ち位置ではありますが、FGOの感想でした。

これまでのイベントやストーリーに関してはまとめるとかやるかわかりませんが、これからのイベント等においては感想とか書くかもわかりません。

ただやはり書いていて楽しかったので、どうせ日記みたいなもの書くなら好きなものがいいのだと心底思いました。多分タイミングによって思ってることも書きたいことも違ってきますしね。

ということで、FGOさんは天井実装したのは大変よいことだと思うので、二騎以降も天井を設けるのと、もうちょい率を上げてもらえると助かります

戦力が整っているのと、欲しいキャラが手に入って宝具重ねられるかはまた別の話ですからね!!!

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